はじめに|完結漫画って、なぜ魅力的?
最近は新連載の作品もたくさんありますが、物語がしっかり「完結」している漫画には、また違った魅力がありますよね。
完結漫画の魅力
そして、最後まで読み切ったあとの、ちょっぴり切ないけれど温かい余韻……。
完結漫画は、物語の「ゴール」がしっかり描かれているからこそ、感情移入もしやすく、読後の満足感もひとしお。
読み始めたその日から、世界観にどっぷり浸って、数日間ずっと心に残る──そんな体験ができるのも魅力のひとつです。
今回は、2025年までに完結した話題の漫画の中から、とくにおすすめの3作品をご紹介します。
「読んでよかった!」と思える、心に残る名作ばかりですよ。
2025年までに完結したおすすめ漫画3選
① 古見さんは、コミュ症です。(全37巻)
あらすじ
連載は8年8ヶ月にわたり、ついに2025年に幕を下ろしました。
物語はコメディタッチで進みますが、キャラクターたちの成長や友情、そして恋愛も丁寧に描かれていて、読んでいて自然と笑顔になれる作品です。
1巻ごとに少しずつ距離が縮まっていくふたりの関係性がとても愛おしく、読者の心をそっと癒してくれます。
最終巻には大学生になった古見さんの描き下ろしエピソードも収録されており、ファンにはたまらない内容です。
周囲のキャラクターたちも個性的で、ひとりひとりに思わず愛着が湧いてしまう魅力があります。
完結を迎えた今こそ、一気に読むのにぴったりなラブコメです。
「人とのつながり」に少し疲れたときや、やさしい物語に癒されたい方におすすめですよ。
② サクラ、サク。(全9巻)
咲坂伊緒さんによる青春恋愛ストーリー。
少しネガティブで自信のない女の子・咲(さく)が、ひたむきに前へ進んでいく姿が胸を打ちます。
高校生活のなかで出会った大切な人との時間や、友達との関係の中で生まれる小さなすれ違い。
恋に悩み、傷つきながらも、それでも自分らしく「好き」という気持ちに向き合う彼女の姿に、読んでいるこちらまで勇気をもらえます。
最終巻では、咲が大切な人に自分の気持ちをまっすぐ伝える姿が描かれ、思わず涙してしまう方も……。
爽やかで少し切ないラストは、読後の余韻も素敵です。
ポイント
1巻ごとにストーリーの濃度が高く、何度でも読み返したくなる一冊になるかもしれません。
③ 【推しの子】(全16巻)
芸能界のきらびやかな世界と、その裏側の闇を描いた話題作。
一見すると華やかだけど、その中に隠された想いや秘密がどんどん明かされていくストーリー展開が魅力です。
第1巻の衝撃的な展開に引き込まれ、最後まで目が離せなくなったという声も多く寄せられています。
サスペンス要素と人間ドラマが絶妙に絡み合っていて、ページをめくる手が止まりません。
登場人物それぞれが「演じる」ことを武器に生きる中で、本当の気持ちとは何なのかを問いかけてくる深い物語。
完結した今だからこそ、物語のすべてを一気に味わうことができますよ。
読み終えたあとは、きっと自分の中でも何かが変わるかもしれません。
共通する「完結の美学」|読み切り派に刺さる理由
安心して読める理由
途中で終わってしまう心配がなく、最後まで見届けられる安心感があります。
また、作者さんが伝えたかったことが、最後にぎゅっと詰まっていて、読み終えたときにぽっと心が温かくなることも。
そんな“終わりのある物語”だからこそ、何度でも読み返したくなるのかもしれません。
完結しているからこそ「積ん読」になりにくく、読書の満足感も高まりやすいです。
感動系・恋愛系・ミステリー系など、ジャンルを問わず「完結済み」というだけで選ぶ価値はありますよ。
メディア展開まとめ|アニメ・実写もチェック!
古見さんは、コミュ症です。
アニメは2期まで放送されており、ドラマ化や完結記念の映像も制作されました。
アニメでは原作の魅力をしっかり活かしながら、音楽や声優さんの演技でキャラたちがよりいきいきと描かれています。
ドラマ版も丁寧に制作されており、実写ならではの良さを楽しめますよ。
サクラ、サク。
アニメ化はまだされていませんが、ファンの間では期待の声が高まっています。
原作ファンからは「アニメ化したら絶対泣く」という声も多く、今後の展開にも注目が集まっています。
【推しの子】
アニメ2期まで配信中。さらに実写ドラマや映画、舞台化までされた大人気作品です。
注目ポイント
SNSで話題になった名シーンTOP3(ネタバレ控えめ)
名シーンTOP3
- 古見さんの卒業式での答辞シーン:想いを言葉にできなかった彼女が、涙ながらに伝える姿に多くの読者が共感しました。
- 推しの子1巻の冒頭にある衝撃的な出来事:まさかの展開に「えっ!?なにこれ!?」とSNSで一気に話題に。
- サクラ、サク。の最終巻、涙の告白シーン:「大切な人に想いを伝えるって、こんなに勇気がいることなんだな」と感じた読者が多数。
どの作品も、思わずスクショしたくなるような名場面がたくさん!SNSでも感想が飛び交っています。
読後におすすめ!次に読みたい完結済み漫画
おすすめ完結作品
- 青のフラッグ(青春恋愛):恋愛と友情の狭間で揺れる、高校生たちの繊細な心の動きを描いた名作。
- かぐや様は告らせたい(ラブコメ):知略と恋心がぶつかる“頭脳戦ラブコメ”の最高峰。
- 聲の形(感動ヒューマンドラマ):いじめ・障がい・贖罪など、重いテーマを丁寧に描いた珠玉の物語。
- スキップとローファー(ゆるっと青春):人懐っこい主人公が巻き起こす、温かくてちょっぴり笑える日常系青春ストーリー。
まとめ|今こそ“完結済み漫画”にハマるとき!
読み始めたら止まらない!でも、ちゃんと終わっているから安心して読める。
そんな“完結済み”漫画は、心をリセットしたいときや、おうち時間のおともにぴったりです。
通勤・通学の移動時間や、休日のリラックスタイムにもおすすめ。
今回紹介した3作品も、あなたの心にそっと寄り添ってくれるはず。
ひとこと
ぜひ、あなたのお気に入りを見つけて、物語の終わりまで一緒に旅をしてみてくださいね。
そして、読んだ感想も教えてくださいね。
「あなたの2025年の推し完結作品」は何ですか?